コンクリート部分解体 その5
↓分かりづらいですがスチールサッシの上枠の真ん中にある赤く斜線を書いた部分を外してからガラス戸を外します。
だいたいネジ止めしてあるのですが、スチールサッシの場合古くて錆びていたり、その為に後から塗装し直したりしていることがほとんどなのでネジ山が潰れていたりしてなかなか簡単には外れません。どうせ処分するので最終的にはバールなどで無理矢理赤い斜線部分の板状のスチールを外します。
写真は隙間から無理矢理バールを突っ込んでるところ。
↓上枠の真ん中の板が外せれば、持ち上げて上枠のレールに乗っている戸車を外してから戸を下げて下側を室外側に引くとガラス戸が外れます。
戸を外せる箇所が決められていることも多々あります。
↓この部屋は和室なのでスチールサッシの内側に鴨居や敷居が取り付けてあり、これらも全て撤去です。こういうものを手ノコで切っていく作業がホントに嫌い(苦笑)
スチールサッシはさすがに手ノコで切るのは途方に暮れそうなので必殺のアイテムを投入!
電気が使えないため、使い物になるかどうか半信半疑で購入した充電式のグラインダー↓
↓結論から言うと切れました。
ただ少し負荷がかかるとすぐ止まります。
比較的安物だったからでしょうか、、、
止まってはやり直す、を繰り返すのはなかなかのストレスです。
↓一箇所切断すればどうにか手で上下左右に振って折るようにして解体していきます(分かりにくい表現でゴメンなさい)。
縦枠との接合部分を折って解体するということです。写真で見ると縦枠に接合跡が残っています。
↓欄間部分の真ん中のスチール枠もグラインダーで一箇所切断してから同じように手で解体していった結果がこれです。床に外したスチールが転がってます。
グラインダー使って金属を切ると火の粉が出るのでシートを掛けて作業します。
↓下枠も真ん中をグラインダーで切断して手で解体です。下枠はモルタルで固定してあるのでハツリがいるかと思いましたがスチールの腐食などによって意外と簡単に解体できました。
↑解体後ですが、隣にもう一箇所同じスチールサッシがあるのでもう一度同じ作業があります。